大阪の風俗スタッフの日常 Part 10 ~求人活動、在籍増加のための3つのポイント~
目次
風俗店においてキャスト募集は最重要業務です。
風俗店において、女性キャストの在籍数および1日の出勤人数を確保することは最重要の業務になります。
キャストを求人ページからの応募で引き込むことで業務が完結するわけではありません。
キャストが応募→体験→入店→収入の増加→在籍として定着するといった流れになります。
新人キャストが定着しない最大の理由は、自分の希望する稼げに見合わないという収入面です。
お店にとっては顧客からの反響がよく、リピートを獲得できる女性が望まれるのです。
では、そのような女性は面接や採用してみなければ、まったくわからないものなのでしょうか?
通常、風俗店を運営しているスタッフは、ある程度のノウハウや経験則を持っていますので、どれぐらい自店で反響があるかは予測が立ちます。
POINT1お店のコンセプトに合わせた女性へ訴求すること【ペルソナ設定】
求人活動で成果を上げている店舗の活動では、面接に呼びたい女性像が明確にイメージされています。
ターゲットとした応募女性を、一人称まで詳細に落とし込んだものがペルソナと言われるイメージ像です。
以下の4つのデータに分類されます。
○属性・デモグラフィックデータ
年齢・収入・身分(学生・社会人等)・家族構成など
○趣味嗜好・サイコグラフィックデータ
趣味・服装・好きな音楽・雑誌・アプリ・スポーツ・ライフスタイル・メディア・SNS・余暇の過ごし方・消費性向など
○居住地・活動エリアジオグラフィックデータ
通勤通学路線、よく行くエリア、土地勘、通勤通学手段(車・電車・タクシー・自転車)
○行動変数・影響変数
アクティブさ行動力、インドア・アウトドア派、誰から影響を受けるか(家族・彼氏・友人・インフルエンサー、自己)
この人物が、現在どのような困りごとや不満・不安を抱えているか?
それらのお金にまつわる問題を解決提案することが求人活動の本筋となります。
POINT2ターゲットは広すぎず、狭すぎず 市場のポジションを獲得する
ターゲッティング
ペルソナを設定する上で重要なことは、“収益性が担保できるか”ということです。
求職市場に、その人物と近似した人たちのグループ群がなければ、応募総数を増やすことはできません。
応募総数を増加させたいからといって、ターゲット群が広すぎても、訴求効果薄くなります。
誰でもOKのお店のコンセプトでは、逆に言えば誰からも共感されず、応募行動を促進させることはできません。
ペルソナに設定したターゲット群からの共感を得て、こんなお店を探していました。
他にはないですといった差別化・独自性を図ることが重要となります。
業種別に挙げる具体的な例
ハードSM・・・・ターゲット群 極狭
M性感・・・ターゲット群 狭い 独自性あり
性感エステ・・・ターゲット群 広い 競合多い
ホテルヘルス・・・ターゲット群 広い 競合多すぎる
高級ヘルス・・・ターゲット群 広い 競合多い
業種だけではターゲット群はやや広くなってしまいますので、コンセプトや運営方針、顧客の質と数などで、差別化を図っていくことも同時に行っていきましょう。
POINT3女性キャストの増加と集客数のバランスを見極めること
集客バランス
求人活動において、集客とのバランスも踏まえて行わなければなりません。
集客の規模が小さいとき、または季節変動などを考え、採用数をコントロールすることを意識しておきましょう。
在籍・出勤数はより多くが基本ですが、新人キャストが多すぎると、顧客にPR不足または訴求効果が分散され、十分に稼がせることができずに、キャストの離脱を招いてしまいます。
ただし、集客の繁忙期と求人市場の繁忙期は、真逆です。
集客的には閑散期と言われる2月、10月、11月が、求人市場では、繁忙時期になります。
よくよく考慮して採用しなければ、10月に大量採用しても、12月の繁忙時期を迎える前の11月中にほぼ退店していたということになりかねません。
まとめ
キャストの求人活動はただ多く採用すればいいというものではありません。
集客バランス・お店のコンセプト・時季、そして係るコスト、人件費(労力)などを考え活動計画を立てることをお勧めいたします。
全体的な概要のセミナーもご用意しておりますので、是非参加してみてくださいね。
大阪の風俗スタッフの日常 Part 1
大阪の風俗スタッフの日常 Part 2 ~ファンの増加編~
大阪の風俗スタッフの日常 Part 3 ~ライティング業務について~
大阪の風俗スタッフの日常 Part 4 ~キャスト紹介のコツ~
大阪の風俗スタッフの日常 Part 5 ~キャストブランディング~
大阪の風俗スタッフの日常 Part 6 ~キャストのモチベート~
大阪の風俗スタッフの日常 Part 7 ~プロモーション業務~
大阪の風俗スタッフの日常 Part 8 ~顧客体験ストーリーについて考える~
大阪の風俗スタッフの日常 Part 9 ~店長ブログ更新~