18歳未満の方はコチラから退場ください。
2024.04.11

【社内階層別教育セミナー】適切な目標設定セミナー

はじめに ~目標と目的の違い【手段の目的化を防止する】~

成果を最大化するためには、明確な目標設定が不可欠です。
しかし、「目標」と「目的」の違いを正確に理解し、適切な目標を設定することは、思った以上に難しいもの。

この課題に対処するため、私たちは社内で「適切な目標設定セミナー」を開催しました。
このセミナーは、目標と目的の違いを明確にし、有効な目標設定方法を学び、自身の目標設定を見直す機会を提供することを目的としています。

目標と目的の違い

セミナーはまず、「目標」と「目的」の基本的な違いからスタートしました。

目的」は、達成したい最終的な状態や成果を指し、「目標」はその目的に到達するための具体的なステップや基準を意味します。

この違いを理解することが、適切な目標設定の第一歩であることを強調しました。

適切な目標設定とは

次に、適切な目標設定の原則について学びました。

特に、SMART原則(具体的・測定可能・達成可能・関連性・時間的制約)が紹介され、これを目標設定のガイドラインとして活用する方法が解説されました。

グループワークでの話し合い、定義・メリット/デメリット

グループワークの展開

参加者は小グループに分かれ、以下のセッションを行いました。

適切な目標設定

セミナーは、適切な目標設定の原則についての説明からスタートしました。

まず受講者の適切な目標設定とはなにかの定義づけを行います。

認識しているようで、参加者の知識や理解度にはばらつきが見えます。

グループでセッションを繰り返し、チームでの定義づけを行いました。

参加者はSMART原則(具体的・測定可能・達成可能・関連性・時間的制約)を学び、これらがいかに目標設定を効果的にするかを理解しました。この基礎知識が、セミナー全体を通じての土台となりました。

メリットとデメリット

次に、適切な目標が設定された場合とされなかった場合のメリットとデメリットについて、参加者がグループワークを通じて議論しました。

メリットとしては、方向性の明確化、モチベーションの維持、成果の最大化などが挙げられました。また適切な目標設定を繰り返すことで、組織全体の基準値が向上していきます。

そうすることで組織のスキルが上がっていき、プラスのサイクルが生まれることに気づきました。

一方、不適切な目標設定のデメリットとしては、時間とリソースの無駄遣い、フラストレーションの増大、チーム内の不一致などが話し合われました。

ここでは逆に適切な目標設定ができないとマイナスのサイクルに陥ることが分かったのです。

自己の目標設定との対比

その後、参加者は自分自身の目標設定を見直し、セミナーで学んだ内容と比較する機会を持ちました。

各自が持つ現在の目標をSMART原則に照らし合わせ、その適切性を自己評価することで、現状と理想とのギャップが明らかにされました。この過程は、多くの参加者にとって目から鱗の体験となり、自身の目標設定に対する深い洞察を得ることができました。

適切な目標設定を行うことでの気づき/学び

学びと気づき

グループワークを通じて、参加者は適切な目標設定の重要性を体験的に学びました。明確で実現可能な目標を設定するメリットとしては、モチベーションの向上、効率的なタスク管理、達成感の増大などが挙げられました。

一方で、不適切な目標設定のデメリットとしては、時間の浪費、ストレスの増加、チーム内の混乱などが議論されました。

また、自身の目標設定を見直すことで、多くの参加者が自らの目標が曖昧であったり、現実的でなかったりすることに気づきました。

この気づきは、今後の目標設定に向けた貴重な学びとなりました。

明日から実践していきたいこと!『受講者の声』

このセミナーは、個人だけでなくチーム全体の成果を最大化するための適切な目標設定の重要性を浮き彫りにしました。

目標と目的の違いを正確に理解し、SMART原則に基づいた目標を設定することの価値を再認識する機会となりました。

私たちは、このセミナーで得た知識と気づきを活かし、より効果的な目標設定を心掛け、それを実現するために日々努力を続けていきます。

受講者の声

『普段はなにげなくに、毎月目標設定を行っていました。コンフォートゾーンやストレッチゾーンなど意識して自己成長につなげていきたいです。』

『適切な目標設定が組織全体のいい影響を与えることが理解できました。自分もチームに貢献していきたいです。』

『業務目標について理解はしていましたが、自己ビジョンや自己成長目標につなげることが意識していませんでした。少し自己に向き合って考えてみます。』