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この寒さはいつまで?2026年春彼岸と冬の備え完全ガイド|大阪の気温データ分析

新しい年が明け、
いよいよ冬本番の寒さが身に染みる季節となりました
本日は、多くの方が抱く「この寒さはいつまで続くのか?」という疑問に、暦とデータの両面からお答えし、今のうちに済ませておくべき「冬の備え」についてお話しします。
01:暑さ寒さも彼岸までの「彼岸」とはいつ?
古くから「暑さ寒さも彼岸まで」と言われます。この言葉には、どんなに厳しい寒さも季節の変わり目には和らぐという、先人の知恵と希望が込められています。
🌸「お彼岸」とはいつを指すのか?
お彼岸は年に2回、春分の日と秋分の日を中日(ちゅうにち)とした前後3日間の計7日間を指します。
📅 2026年の春彼岸
期間:3月17日(火)〜3月23日(月)
中日(春分の日):3月20日(金・祝)
つまり、暦の上では「あと約2ヶ月半」で、本当の意味での春の訪れを感じられるようになります。
ここで大切なのは、この「彼岸」を単なる期日として待つのではなく、終わりが見えているからこそ、今の厳しい寒さの中でしかできない準備期間としてとらえることです。
02:この10年間で大阪の冬はどう変化した?
「最近の大阪の冬は、昔ほど寒くない気がする」という感覚は正しいのでしょうか?
大阪管区気象庁の過去10年(2016年〜2025年)のデータを見ると、興味深い傾向が見えてきます。
📊 大阪市の冬(12月〜2月)の平均気温推移(概算値)
2016-17年: 約7.6℃
2017-18年: 約5.3℃(記録的な寒冬)
2019-20年: 約8.6℃(過去最高の記録的暖冬)
2022-23年: 約7.1℃(1月に10年に一度の寒波が到来)
2024-25年: 約8.5℃(再び暖冬傾向)
このデータから読み解けるのは、
単なる「温暖化」ではなく、「変動の激しさ」です
例えば2020年のように、平年より2℃近く高い「超暖冬」があるかと思えば、2023年のように、暖冬傾向の中でありながら1月下旬に突如として「10年に一度の寒波」が襲い、大阪市内でも積雪を記録することがあります。
平均気温の上昇という「見かけの安心」を、私たちは「突発的なリスクの増加」として再編集しなければなりません。
「暖冬だから大丈夫」という思い込みが、後の「失敗」を招きます。過去10年の激しい高低差を、「常に最悪を想定し、最善を準備するための教訓」に変えていきましょう。
03:暖冬といっても、車の冬装備は忘れずに!
大阪のドライバーにとって、最も警戒すべきは「自分は大丈夫」という油断です。
🚗「ノーマルタイヤで2000台に影響」の衝撃
2020年12月、新潟県の関越自動車道で発生した最大約2,100台の立ち往生を覚えていますか?この原因のひとつに、冬装備を持たない「ノーマルタイヤ車」が坂道でスタックし、後続車を完全に止めてしまったことが挙げられます。
「それは雪国の話だろう」と思うかもしれません。
しかし、2023年1月の寒波では、大阪府南部や和歌山を結ぶ国道26号や阪和自動車道でも、雪に慣れない車両が立ち往生し、甚大な交通マヒを引き起こしました。
📅 1月2日 山口ー広島間での交通マヒと立ち往生
2026年、新年早々の1月2日。Uターンラッシュのピークを直撃したのが、中国地方を襲った局地的な大雪でした。特に山口県から広島県にかけての山陽道および中国道では、複数の車両が坂道で立ち往生し、後続車が数キロにわたって数時間以上、雪の中に閉じ込められる事態となりました。
この混乱の背景には、まさに「暖冬への油断」がありました。
⚠️ 失敗の構造
瀬戸内側は雪が降りにくい、あるいは今年は暖冬だという予報から、多くのドライバーがノーマルタイヤのまま帰省の途についていました。
🚙 2000台への影響
わずか数台のスタック(立ち往生)が、幹線道路全体を麻痺させ、結果として2,000台規模の車両に影響を及ぼし、救急車や物流すら止めてしまったのです。
💡 他の失敗の教訓
自分が立ち往生の原因にならないことは、もはや「マナー」ではなく「社会的責任」です。
✅ 2026年の備え
スタッドレスタイヤへの交換が理想ですが、大阪市内中心の走行であれば、せめて「布製タイヤチェーン(スプレーチェーンは緊急用)」や「金属チェーン」をトランクに入れておくだけで、最悪の事態(逆境)を回避できます。
2,000台という数字を「遠い国の出来事」にするか、「明日の自分への警告」にするか。
この視点の切り替えが、あなたのリスク管理能力を強さに変えます。
04:寒さがあるうちに備蓄の灯油は使い切ってください
最後は、家庭での身近な「冬の終わり」の準備についてです。
1月のこの時期、ストックしている灯油の残量をチェックしてみてください。
⛽ なぜ使い切る必要があるのか?
灯油は非常に変質しやすい燃料です。春になり、中途半端に残った灯油をポリタンクに入れたまま夏を越すと、酸化や水分混入により「変質灯油」となります。
🔧 故障のリスク
変質した灯油を翌シーズンに使うと、石油ストーブの芯がタールで固まったり、不完全燃焼を起こして機器を壊してしまいます。
💰 経済的な判断
「もったいないから取っておく」という判断が、翌年の「高額な修理代や買い替え費用」という大きな損失(失敗)を招きます。
寒さがまだ残っている今のうちに、計画的に使い切るのが最も賢い方法です。もし余りそうなら、普段より設定温度を少し上げる、あるいは煮炊きに活用するなどして、新鮮なうちにエネルギーを使い切りましょう。
「使い切ること」も立派なメンテナンスであり、未来の失敗を未然に防ぐ編集術なのです。
結びに:冬を「編集」して最高の春を迎えよう
大阪の冬の寒さは、私たちに「変化への対応」と「備えの重要性」を教えてくれます。
暦を知り、データを読み解き、1月2日の事例のような失敗を自分の教訓として編集する知恵が必要です。
3月20日の彼岸まで、
この寒さを「今しかできない準備期間」として楽しみながら、
万全の体制で駆け抜けていきましょう。
皆さんの2026年が、
商売繁盛と安全な一年になることを願っています。



