ふるさと納税の還付は忘れずに!e-TAXは1月からOK
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確定申告の期間は2/15~3/16ですが、e-TAXは1/5から申告可能です
確定申告期間前でも税務署への持ち込みや郵送によって提出できますし、e-Tax上でも1月5日から申告可能です(*゚▽゚)ノ
ただし、2月16日までは「税務署が預かっているだけ」という扱いで「受付済」にはならないため、この期間に納税しても納税証明書は発行されないことには注意が必要です!
サラリーマンが確定申告して、還付できる7つのケース
①:セルフメディケーション税制
②:ふるさと納税2000円以上の寄付金控除
③:災害にあわれたかた(地震・台風/横領や盗難)
④:住宅ローン減税
⑤:副業をしている方
⑥:年度途中で退職をされた方
⑦:退職金を受け取り、申告書を提出していない方
このなかでは、ふるさと納税の還付金が最も当てはまる人は多いのではないでしょうか?
e-TAXでの確定申告の方法
リリース時期はインストール版→WEB版→アプリの順です。
インストール版は年式も古く、カードリダーやOSの縛りもあるので、ユーザーフレンドリーとはいいがたく、使いにくいです。
あきらめて紙ベースで、提出したことがあります(^^;
※以下の3つの種類がありますので注意しておきましょう。
e-Taxソフトのインストールと起動
A:インストール版(ウィンドウズのみ、カードリーダが必要)
B:WEB版 確定申告書等作成コーナー(対応スマホまたはカードリーダーが必要)
確定申告書等作成コーナーで作成した確定申告書のデータは、「e-Taxソフト(WEB版)」を使って送信できます。確定申告ソフトで作成したデータなど、外部データの取り込みも可能です。e-Taxソフト(WEB版)については、前述のe-Taxソフトのようにパソコンへインストールする必要はありません。
C:スマホアプリ
スマホをICカードリーダライタの代わりとして使えます。
マイナンバーカードがある場合はマイナポータル連携を使い「マイナポータルアプリ」や、「マネーフォワード クラウド確定申告アプリ」から電子申告が可能です。
「マイナポータルアプリ」というアプリをインストールしてマイナンバーカードを読み取り、その後、国税庁の確定申告書等作成コーナーで案内に従って確定申告書を作成します。
アップデートにより、青色申告決算書・収支内訳書も作成できるようになりました!
作成の手順はどの様式を使っても以下の手順になります。
①:使用する様式を選択
②:利用者ファイル作成
③:納税用確認番号や電子証明書の登録
④:帳票の作成または作成済みファイルのアップロード
⑤:電子署名及び電子証明書の添付
⑥:申告書データの送信
⑦:受付結果の確認
スマホで確定申告をするときに必要なもの
◎スマートフォン
Androidスマートフォン、iPhoneなどが必要です。
iPadなどのタブレットでもOKです。
e-Taxによる確定申告の提出には、「ID・パスワード方式」と「マイナンバーカード方式」の2種類のやり方があります。
マイナンバーカード方式を利用する場合には、ICカードの読み取りが可能なスマートフォンが必要です。
◎源泉徴収票
サラリーマンの人は、会社で発行してもらった源泉徴収票を用意しておきます。
2020年から確定申告書への源泉徴収票の添付義務はなくなっていますが、給与支払額や源泉徴収額をスマホ撮影で取り込む際や、金額を確認する際に必要です。
◎領収書、控除証明書
控除を受けるために必要な領収書、控除証明書等を用意します。
医療費の領収証は確定申告書への添付義務はありませんが、「医療費控除の明細書」を記入する際に必要です。
「確定申告書等作成コーナー」とマイナポータルとの連携が可能になります。
確定申告で生命保険料控除等の控除を受ける場合、マイナポータル連携により、控除証明書のデータを確定申告書に自動入力できるケースもあります。
◎マイナンバーカード
マイナンバーカード方式を利用する場合には、マイナンバーカードが必要です。
マイナンバーがない場合は、後述する「ID・パスワード方式」で確定申告を行いましょう。
ID・パスワード方式の場合にも、申請書にはマイナンバーの記入が必要なので、マイナンバーカードや通知カード等を用意しておきます。
確定申告後、還付金はいつごろ振り込まれるの?
申告日は、税務署に書類を提出した日です。
郵送して提出した場合、税務署に確定申告書を郵送した場合も、申告日から1カ月ないし1カ月半後くらいに還付金を受け取れます。
e-Taxを利用した場合
一方、e-Taxにて電子申告を行った場合は、比較的還付の処理が早く済みます。
そのため、上記の方法と比べて還付金も早く受け取れ、申告日から3週間程度が目安となります。
さらに、e-Taxサイトでは還付金がいつ振り込まれるかなどの処理状況も確認可能です。
月上旬から3月15日にかけては特に確定申告書の提出が混雑するため、還付金を受け取るのがその分遅れることが考えられます。
そのため、比較的混雑しない2月16日~2月末くらいまでに提出を済ませれば、より早く還付される可能性が高くなるでしょう。
所得税の還付金を受け取るには、基本的に指定の銀行口座へ振り込まれる方法が主です。
そのほか、ゆうちょ銀行口座へ振り込まれる方法や、直接郵便局で受け取る方法もあります。
振り込まれる口座を指定する場合、確定申告書に口座の情報を記載しておきます。
※インターネット銀行は利用できない場合がある。
インターネット銀行では、一部について還付金の振込みができない場合があります!
利用可能な口座であるかどうかは、インターネット銀行に問い合わせてみてください。
ちなみにセブン銀行は還付金の指定口座にできませんでした(笑)