18歳未満の方はコチラから退場ください。
2024.02.02

恵方巻、今年も残さず食べようね

もう恵方でいちいち迷わない!パターンとサイクル完全版

毎年節分の時期になると、恵方巻の恵方がどっちだったか確認するのって面倒ですよね(^^;)

でも実は、恵方の方角のパターンは4つしかなく、順番のサイクルも決まっています。
毎年、お偉いさんが会議で決定してるわけではないのです!

ちなみに今年の恵方は「東北東やや東」ですが、今年含めた5年間の恵方は以下の通りです。

このように5年で1周し、あとは繰り返しこのサイクルで回ります。
つまり、このブログさえ見れば、来年以降も恵方巻の恵方はすぐに確認できるんですよ。

ブックマークなどして、ぜひ参考にしてくださいね♩
さて、改めて恵方巻を食べる際のルールも振り返ってみましょう。

切らずに一本丸ごと
縁や福が途切れないようにという意味が込められていますので、包丁で切ったりしてはいけません。

今年の恵方を向いて
その年の幸福を司っているとされる歳徳神がいらっしゃる方向は縁起が良いのです。
恵方に向かって行うことは全てが吉になるといわれています。

しゃべらずに食べる
単純に行儀が悪いからとかではなく、しゃべると運が逃げてしまうと言われています。
話しかけてきたり、笑かしにきたりする人は毎年現れますが、個人的には重罪です!!

ちなみにこの太巻きの形も、鬼の金棒を見立ているそうです。
つまり、その金棒を食べるという行為が、鬼退治という意味合いにもなるそうです。

恵方に向かって一心不乱に恵方巻を食べる姿は、まさに鬼退治に向かう勇敢な桃太郎の姿を彷彿とさせます。

ちなみに、恵方巻専用のアプリ作ってみても需要あるかな?と考えてみましたが、すでにいくつものアプリが存在してました(-_-;)

世の中に意味のないことなんてない!とうぜん恵方巻の具材にも意味がある。

一般的に七種類の具材が入れられてますが、これには七福神にちなんで「福を巻き込む」という願いが込められているそうです。

恵方巻の具材には、それぞれ意味が込められています。

かんぴょう
その細く長い形状から「長寿」の意味が込められています。


出汁・砂糖・しょうゆで煮たかんぴょうの甘煮は、恵方巻きはもちろん、巻きずし全般の定番具材。
甘辛い味と独特の歯ごたえが特徴です。

しいたけ
陣笠(じんがさ)に似ている形状から「身を守る」という意味が込められてます。
古くから神様のお供え物とされていた縁起の良い食材です。

恵方巻きには、干ししいたけを砂糖やしょうゆで煮たものを、細切りにして使うのが定番です。

きゅうり
形状ではなく「九(きゅう)利(り)」の語呂合わせから「9つの利をもたらす」の意味が込められてます。

食感が良く彩りが美しいため、巻きずしに欠かせない食材です。

えび
目が飛び出している姿から「めでたし」の語呂合わせだったり、ひげが長くて腰が丸まっている姿から「長寿」の象徴ともされている様です。

恵方巻きには、ゆでたり蒸したりしたえびを入れるのが一般的です。

うなぎあなご
うなぎに関しては、うなぎのぼりの言葉にあやかって「出世」の意味だったり、あなごと共通していえるのは長い形状からこれもまた「長寿」を意味したりするそうです。

恵方巻きには、甘く香ばしい穴子やうなぎのかば焼きが使われます。

桜でんぶ
鯛などの白身魚を細かくほぐして煎って、食紅で鮮やかに色づけしたものですが、これもまた原料の鯛の語呂合わせから「めでたい」ということらしいです。

巻きずしやちらしずしに彩りを添えてくれる定番の具材です。

卵焼き
だし巻き卵や、伊達巻なんかも縁起が良いですが、その黄色い見た目を〝金〟に見立てて「金運」を表しています。

恵方巻を食べることで、これらの意味が込められた福が得られるとされています。

また、最近では、定番の具材に加えて、サーモンやまぐろなどの魚介類、カニやいくらなどの海鮮類、チーズやアボカドなどの洋風食材が入った恵方巻も人気となっています。

多様性が求められる社会ですので、自分の好みに合わせて、さまざまな具材の恵方巻を楽しみましょう。

忘れてはならないの食品廃棄問題

SDGsの目標の中には、間接的にいくつも影響ありますが、その中で直接かかわりがあるのが以下があります。

12番目の目標「つくる責任 つかう責任

しかし、毎年恵方巻が夜になっても山積みされているのを目にすることがあると思います。
これは、恵方巻の売れ残りによる食品廃棄の問題です。

恵方巻は、生鮮食材を使用しているため、日持ちがしません。
そのため、節分を過ぎると売れ行きが悪くなり、食中毒の観点から廃棄されてしまいます。

この問題を解決するためには、予約販売を活用するなどの工夫が必要ですが、現状予約注文する人の割合は1割程度なんだとか(-_-;)

そもそも、予約販売には、以下のような課題もあります。

予約数を正確に予測することが難しい
予約をしても、当日に来店できない人もいる

このような課題を解決するためには、さらなる工夫が必要となりますね♩
だとしても需要を大きく上回る量を当日販売している光景を見る限り、売り切るのは難しいでしょう。

いっぱい食べる他、我々ができる取り組み

私たち消費者も、食品廃棄問題に貢献することができます。

購入の際には、もちろん食べきれる量を買うのは前提です!
たとえ、売れ残りが無くなっても、買ってから食べれずに捨てていては結局同じことです。

購入後に、賞味期限を把握し、早めに食べる!
食べきれなかった場合は、寄付やリサイクルをする!

もちろん食べきれる量といっても、賞味期限内にです。
そのため、購入後は、早めに食べるようにしましょう。

食べきれなかった場合
食べきれなかった恵方巻は、寄付やリサイクルをしましょう。

寄付をすることで、恵方巻を必要としている人に届けることができます。

食品に対してリサイクルって言葉も変な気がしますが、要は別の日持ちする料理にアレンジするとかです。

クックパッドなんかでも様々なアレンジレシピを見かけます。
本命の願い事用を1本と、あとは夕方以降に値下げされたものを購入して調理しなおすとかいいんじゃないですかね(*^^)v

恵方巻は正しく保存されたものでもせいぜい2~3日だと思うので、こういったリサイクルをすることで、食品廃棄を減らすことができます。

このように、私たち消費者一人ひとりの取り組みによって、食品廃棄問題を解決することができます。

今年の節分は、恵方巻を残さず食べ、食品廃棄問題に貢献しましょう。
そして恵方巻を食べて、鬼退治と福を呼び込み、良い一年を過ごしましょう!