訴求効果を高める動画絵コンテの創り方!其の弐
目次
動画絵コンテの作り方(HOW TO)詳細編
動画絵コンテの必要性は前回のブログで紹介しましたので、今回はより具体的に方法を説明していきます。
動画の絵コンテ及び構成表の書き方【3つのSTEP】
❶:台本の作成(セリフ/ナレーション)
❷:タイムテーブル及びカット割り
❸:アングルなどが把握できる絵や画像をはめ込む
STEP1.台本の作成(セリフ/ナレーション)
絵 | 内容 | ナレーション | 時間 |
③ | ① | ② |
絵コンテといえば、まず絵を描くことをイメージしがちですが、最初にやることはセリフ/ナレーションを書くことです。
動画作成依頼側は、どんなターゲットに、どのようなメッセージを情報発信したいのかを明確にします。
軸である全体のセリフ/ナレーションを入れたシナリオ原稿を作ると軸がぶれません。
先に、絵を決めてしまうと、セリフやナレーションによっては不自然になってしまうからです。
もちろん、映像からインスピレーションを受けてナレーションを挿入する方法もありますが、初めは台本作りから始めましょう!
動画はクライアントの伝えたい想いや商品・サービスの良さ、採用への呼びかけを映像化するものです。
軸となるメッセージはクライアント側で考えて丸投げはやめておきましょう。
30秒ほどの映像作品なら、ナレーションの文字数は90文字前後です。
1分間で180文字を目安にしておきましょう。
STEP2.タイムテーブル及びカット割り
絵 | 内容 | ナレーション | 時間 |
まだ絵は入れない | キャスト女性が笑顔で振り返る | ナレーション | 0:00~00:03 |
原稿を作ったあとは、細かいカット割りを決めていきます。
カット割りとは、シーンごとの構図、シーンとシーンのつなぎのことです。
この感覚をつかんでしまえば絵コンテを作成も簡単にできます。
絵コンテの1カットは3秒ほどとする
動画の1カットの長さは基本的に3秒まで、長くても1カット5〜6秒が限度です。
それ以上の長さになると動きがなく、視聴者は映像が止まっているように感じてしまいます。
原稿を考えるときも、あまり1場面に時間をかけられないと思っておいてください。
◎時間を図り、各シーンで区切りを入れる。※シーン①シーン②など
◎アップや全身の引きなどのアングルや演出を決める。
シーンごとに演出を書き込みます。
バストアップ、肩越しなどのカメラアングル、笑顔などの人物の表情、背景など詳細に設計する全体のバランスが見えてきます。
STEP3.アングルなどが把握できる絵や画像をはめ込む
絵をはめ込むときのポイント
◎絵のうまさではなく、わかりやすさ。
◎テロップ(文字)が入る場所と文字の演出も想定する。
絵コンテの目的は他の制作スタッフやクライアントと動画の全体像を共有するためのものです。
絵の上手さにこだわるのではなく、「どこに何があるか」「どんな動きをするか」を伝えることがポイントで、動画には説明文のテロップが入る場合もあります。
また文字の演出方法によってもイメージがガラッと変わります。
絵コンテの簡単な書き方として、Googleの画像検索やフリー画像をなぞることです。
「水着」「女性」「笑顔」「振り返り」「全身」などで検索してみましょう♩
これで女性のアングルなども確認することができます。
絵コンテ作成の注意点!
◎メッセージを詰め込みすぎない
30秒動画に入れられるメッセージは1つか2つまで
◎モザイクを多用しない
モザイクが多いと情報が伝わりにくく、作成にも時間がかかります。
顔切りや陰影などで工夫して作りましょう
◎絵コンテの細かな表現に拘りすぎない
絵コンテはあくまでも台本で実際の映像とは、相違します。
ある程度でスピード感を意識しましょう!
絵コンテ作成は、慣れてしまえば1~2時間程度で作成できます。
絵コンテ次第で動画クオリティが8割決まってしまうと言われています。
【準備8割】ですね♩
この記事で紹介したポイントを押さえ、集客や求人に活用してみましょう!