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年末の過ごし方、今と昔で何が変わった?紅白・格闘技から推し活・配信の時代へ

年末が近づくと、街の空気が少し浮き立ち、なんとなくそわそわしますよね。
「今年ももう終わりか…」としみじみする一方で、どこかワクワクする特別な時間。
そんな “年末の過ごし方” ですが、実は時代とともに大きく変化しています。
今回は、今と昔の”年末の過ごし方”の対比をテーマにまとめてみました。
年末といえば、紅白、格闘技、M-1の特番が定番
かつての日本の年末は、家庭の風景がほぼ同じでした。
年末の定番コンテンツ
・NHK紅白歌合戦
・K-1やPRIDEなど格闘技イベント
・そして年末の風物詩になった M-1グランプリ
家族全員がこたつに入り、みかんを食べながらテレビを見る。
日本中が同じ番組を見て、同じタイミングで笑って泣いて、次の日にはみんなが同じ話題を語る。
「共有された体験」が、日本をひとつにしていた時代でした。
現在は多様性の時代—それぞれの年末の風物詩
しかし今は、テレビだけが年末の主役ではありません。
現代の年末コンテンツ
・Netflixで一気見
・YouTubeの年末ライブ配信
・ゲーム配信や推しのカウントダウン
・SNSでリアルタイム盛り上がり
視聴スタイルは完全に“分散型”に。
家族の中でも、それぞれが別のコンテンツを楽しむ時代になりました。
同じ場所にいても、同じ画面を見ているとは限らない——
年末の風景が多様化した時代と言えるでしょう。
日本国民は、自宅で家族で過ごすか?海外旅行に行くかだった
昔は選択肢もシンプルでした。
●帰省して家族と過ごす
●温泉旅行へ行く
●ちょっと贅沢な旅に出る
●あるいは海外へ
年末年始は“休息と家族の時間”が定番。
空港でカウントダウン、ハワイで年越しが憧れのライフスタイルでもありました。
推し活市場の活性化—推しと過ごす年末へ
そして最近増えているのが…
「推しと年末を迎える」文化。
推し活型年末の過ごし方
・推しのライブ
・推しのカウントダウンイベント
・聖地巡礼
・推しのグッズでルームデコ
・ライブや配信に合わせたオフ会・現地参戦
かつてはテレビの前でスターを眺めていたのが、今は“推しと同じ場所・同じ時間を共有する”という、より立体的で熱量の高い体験へ。
年末を誰と過ごすか?
その答えは、家族・恋人・友人だけでなく
“推し”という選択肢が当たり前になった時代です。
まとめ
年末の過ごし方は、時代の価値観を映す鏡。
| 昔 | 今 |
| 同じテレビを見て、同じ体験を共有 | それぞれが自分の好きなものと過ごす |
| 家族や恋人、友人が中心 | 推し、コミュニティ、オンラインも選択肢 |
| 年末は”特番の季節” | 年末は”体験の季節” |
選択肢が増えたことで、年末はもっと楽しく、もっと自由に。
あなたは今年、誰と、どこで、どんな時間を過ごしますか?



