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秋の味覚シリーズ|第1弾 柿の魅力

こんにちは!スタッフブログ「秋の味覚シリーズ」第1弾をお届けします。
秋といえば、皆さんは何を思い浮かべますか? 松茸、栗、サンマ、ぶどう…… 人によって答えはさまざま。それだけ秋は実り豊かな季節なのです。今回はそんな秋の味覚の中から「柿」をご紹介します。
秋の柿を楽しむポイント
秋の香りとともに、街や食卓にも秋の彩りが広がる季節です。旬の柿は、甘みと香りが豊かで、そのまま食べても、干して味わいを深めても楽しめます。色鮮やかなオレンジ色は、見た目にも秋らしい華やかさを添えてくれます。普段の食卓に取り入れるだけで、秋の訪れを感じられるのも魅力のひとつです。

柿の種類のあれこれ
ひと口に「柿」といっても、実は種類がたくさんあります。
大きく分けると甘柿と渋柿の2種類。甘柿はそのまま食べられるのに対して、渋柿は干し柿にすることで甘みが増して、また違った美味しさを楽しめます。
代表的な甘柿には「富有柿(ふゆうがき)」や「次郎柿」があり、肉厚でジューシーな果肉が特徴です。渋柿の代表格といえば「西条柿」や「刀根早生(とねわせ)」。
干すと鮮やかなオレンジ色に変わり、自然の甘みがギュッと詰まります。
柿の有名な産地は?
柿の産地として有名なのは、奈良県、和歌山県、岐阜県など。
特に奈良県は「柿の王様」と呼ばれる富有柿の発祥地として知られています。
また和歌山県は、甘柿・渋柿どちらも全国有数の生産量を誇り、秋になるとスーパーの店頭を鮮やかに彩ります。産地によって味わいや食べ方に特色があるのも魅力ですね。

十三の商店街と九度山の柿
ここ大阪・十三の商店街でも、毎年秋になると和歌山県九度山町から産地直送の柿がやってきます。特徴的なのは、空き店舗を活用して2週間ほどの期間限定販売が行われること。
さらに人気なのが、富有柿と干し柿用の渋柿がセットになった商品。
干し柿用の柿は、紐に結わえて吊るし、皮をむいてそのまま干すだけ。
特別な道具もいらず、気軽に家庭で干し柿づくりを体験できます。
普段は静かな空き店舗が、この時期だけは柿一色に染まり、訪れる人々でにぎわいます。通りに広がる柿の鮮やかな色合いと甘い香りは、秋の到来を感じさせる風物詩。
地域の方々にとっては、毎年のお楽しみになっています。
おわりに
秋は食欲の季節。柿はビタミンCが豊富で、美容や健康にも嬉しい果物です。
甘柿と干し柿、それぞれの味わいを楽しみながら、ぜひ秋の恵みを満喫してみてください。
次回は「秋の味覚シリーズ第2弾」として、また別の秋の味覚をご紹介します。どうぞお楽しみに!



