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【2026年版】十日戎で見る30年間の物価変動|500円玉で天下を獲れた時代と今

皆さん、こんにちは

今年もやってきました。大阪の正月の締めくくりといえば、今宮戎神社の「十日えびす」です。

地下鉄大国町駅や恵美須町駅から地上へ出ると、そこはすでに別世界。耳をつんざくような「商売繁盛で笹もってこい!」の掛け声と、人、人、人の波。

今回は、40歳になった私が歩く2026年の今宮戎のリアルな姿と、30年前の記憶を重ね合わせてみたいと思います。

01

「十日えびす」は、毎年決まった3日間。

お正月を過ぎると、大阪の街は一気に「えべっさん」ムードに包まれます。今宮戎神社の「十日えびす」は、毎年決まった3日間。2026年の日程をおさらいしておきましょう。

1月 9日(金):宵(よい)えびす

1月10日(土):本(ほん)えびす

1月11日(日):残り福

「残り福」の11日は、まさに最後の福を授かろうとする人々で、3日間のクライマックスとも言える賑わいを見せます。

02

100万人の熱気と、500軒の露店が作る「非日常」

今宮戎の凄さは、何と言ってもそのスケール感です。3日間で訪れる参拝客は延べ100万人。そして、神社を囲むように立ち並ぶ約500軒の露店

この迷路のような屋台の波を歩くのは、大阪の冬の風物詩です。

40歳になった今、この雑踏の中に立つと、30年前の「10歳の僕」が握りしめていた500円玉の記憶が鮮明に蘇ります。

03

30年前との「物価」という名の時間旅行

1996年、僕が小学生だった頃のえべっさんと、2026年の今。屋台で「お腹いっぱい」になるためのコストは、驚くほど変わりました。

1996年 vs 2026年:えべっさん屋台比較

たこ焼き

1996年(10歳):300円

2026年(40歳):700〜800円

→ 倍以上の価格に。もはや高級品!

ベビーカステラ

1996年:300円〜

2026年:600円〜1,000円

→ 昔は袋から溢れんばかりだった…

スマートボール

1996年:200円

2026年:500円

→ 子供の遊びもワンコイン時代

お面

1996年:800円

2026年:1,500〜2,000円

→ 孫にねだられると少し震える額

30年前は、お年玉から1,000円も持っていれば、食べ歩きをして、遊びもできて、帰り道にはまだ小銭がチャリンと鳴っていました。2026年の今、同じ満足感を得ようと思えば、野口英世さん……いえ、北里柴三郎さんが数枚は必要になりますね。

笹の飾りも物価高騰の余波が・・・

10歳だった1996年、父に連れられて来たえべっさん。笹に付ける飾りを選ばせてもらった記憶があります。

30年前(1996年):

小判、鯛、米俵……。当時の吉兆は、ひとつ500円〜1,000円程度でした。子供心に「1,000円あれば、豪華な笹になる!」とワクワクしたものです。

現在(2026年):

物価高騰の波は神社の縁起物にも。現在の吉兆は、ひとつ1,500円〜2,500円が相場です。

福娘さんに「これも、あれも!」と付けてもらい、立派な笹に仕上げようとすると、あっという間に1万円札が飛んでいく……。40歳の財布には、なかなか痺れるインフレです。

30年間の「えべっさん経済」比較表

吉兆(飾り1ヶ)

30年前:500円〜1,000円

現在:1,500円〜2,500円

フル装備の福笹

30年前:3,000円で豪華

現在:10,000円〜でようやく納得

この10年でも9000円のセットが11000円、12000円と2度の値上げをされています。33%の上昇率ですね。まだまだ今後も値上げが予想されます。

04

それでも「残り福」に人が集まる理由

物価は上がり、人混みは激しさを増すばかり。

30年前、1,000円で手に入った「満足感」を、今の40歳の私は数倍の金額を払って手にしています。

それでも、なぜ私たちは11日の「残り福」まで、この喧騒に足を運ぶのでしょうか。

それは、30年前も今も変わらない「活気」という名のエネルギーを浴びるためかもしれません。

「商売繁盛で笹もってこい!」という掛け声を聞き、福娘から福を授かる。その瞬間だけは、デフレだインフレだという数字の世界から解き放たれ、ただ純粋に「今年も頑張ろう」という前向きな気持ちになれるのです。

現在、吉兆の単価はひとつ1,500円〜2,500円程度。
賢く、かつ縁起良く選ぶためのセット案

1. 【店舗・飲食店向け】視認性抜群!「客寄せ・賑わいセット」

店先に飾った時にパッと目を引く、華やかさと「入りやすさ」を重視した組み合わせです。

● 鯛(たい): 「めでたい」の象徴。赤色が店内のアクセントになります。

● 大判・小判: 「見てわかる福」として、金色の輝きで金運をアピール。

● 熊手(くまで): 福を「かき集める」ための必須アイテム。

2026年の傾向: インスタ映えならぬ「福映え」するよう、大きめの鯛を中心に据えるのが今年の売れ筋です。

2. 【フリーランス・個人事業主向け】堅実第一!「積み上げセット」

自宅兼仕事場に飾ることも多いフリーランスには、場所を取らず、かつ「着実な成果」を願う小ぶりな飾りのセットが人気です。

● 米俵(こめだわら): 成果をコツコツと積み上げ、食いっぱぐれない願いを込めて。

● 千両箱(せんりょうばこ): 確実な利益の蓄積を象徴。

● 大福帳(だいふくちょう): 良い取引先との縁が長く続くように。

2026年の傾向: 2026年は「安定」を求める声が多く、派手なものより、この「俵・箱」系の売れ行きが好調だそうです。

3. 【2026年トレンド】最強の金運!「黄金(ゴールド)セット」

2026年は「黄金福熊手」など、プレミアムな縁起物も注目されています。笹飾りでも、金色を基調としたセットを選ぶ人が増えています。

● 金蔵(かねぐら): お金が貯まる蔵をイメージ。

● 打ち出の小槌: 振れば振るほどチャンスが湧き出るように。

● 銭袋(ぜにぶくろ): 2026年はキャッシュレス時代だからこそ、あえて「現金(銭)」のモチーフが「原点回帰」として選ばれています。

11日の夜、露店の灯りが消え始めるその瞬間まで、大阪の街には福が溢れています。
皆さんも、30年前の自分をふと思い出しながら、2026年の新しい福を探しに行ってみませんか?

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