成人の日と20歳の集い|法改正後も変わらない人生の大切な節目
目次
今年は1月13日が成人の日になっています。
毎年、1月の第2月曜日は「成人の日」です。
2020年の法改正により、成人年齢は18歳に引き下げられましたが、今年(例年)は1月13日が成人の日。
各地で、新成人(20歳)を祝う式典やイベントが開催される予定です。
成人は18歳からに法律が変わっても、成人式は20歳が集まるイベント
法的には18歳から成人として扱われるようになりましたが、多くの自治体では従来どおり20歳の節目に「成人式」を行うケースがほとんどです。
その理由のひとつに、「二十歳(はたち)」という区切りが日本の文化や慣習に深く根付いていることが挙げられます。
・お酒やタバコを解禁できる年齢が20歳
・大学や専門学校2年目~3年目に在籍しているケースが多い
・周囲の友人、同級生もほぼ同じタイミングで20歳を迎える
実際に成人式は「一堂に会して祝う」という意味合いが強いため、20歳を迎えた人たちが集まるイベントとして機能しているのです。
18歳の年に、法的に変更される点をしっかりと子供に教えておこう
一方で、法改正により18歳から大人としての責任が発生する場面も増えています。
・契約行為(クレジットカードやローン契約など)
・結婚(親の同意がなくても可能)
・男女交際や金銭トラブルのリスクが増える
これらは、成人式が20歳であっても、法的には18歳から自己判断が求められるという点が大きいです。
親としては、18歳になった時点で、子供に対して「大人としての責任」「契約やトラブルのリスク管理」をしっかりと教えておくことが大切と言えます。
精神年齢は人それぞれ 年齢に合わせた教育や早熟者に対する仕組みが必要
「成人」といっても、人によって精神年齢や成長の度合いは様々。
特に18歳~20歳の時期は、学校を卒業してすぐに社会へ出る人もいれば、高校・大学・専門学校に進学し、学業に励んでいる人もいます。
早熟な人は、すでに社会的責任や経済観念をしっかり身につけている場合も、まだまだ心の準備ができていないという人もあります。
そのため、画一的に「18歳=成人」ではなく、年齢に応じた教育やサポートを行いつつ、一人ひとりの成長や状況に合わせた仕組みを整える必要があります。
社歴、経験年数、役職、立場など、節目をつけていくことは社会人でも必要
成人式は人生の大きな「節目」ですが、社会人になってからも、自分のキャリアや人生の目標を見直す「節目」を設定することが大切です。
・入社〇年目でこれまでの経験を振り返り、今後のスキルアップや目標を再確認する
・昇進や役職への就任など、新たな立場を得たタイミングで自分の役割を見直す
・定期的な研修やセミナーなどで「自分の成長度合い」を客観的に振り返る
こうした区切りを意識し、少しずつステップアップしていくことで、社会人としての自覚や責任感が高まります。
まとめ
18歳から法的な責任が発生する時代になっても、20歳の集いは多くの人にとって大切な行事であり、人生の思い出に残るイベントです。
・20歳を迎えた若者たちは、人生の節目として晴れ着やスーツ姿で参加する
・18歳になったタイミングで、法的な責任やリスクについて理解しておく
・精神面、社会面でも個人差があるため、柔軟にサポートする体制が必要
・節目を意識することは社会人になってからも重要
成人式は、単にお祝いするだけでなく、「自分がどんな大人になりたいか」を考える絶好の機会です。
ぜひ家族や周囲の人々とともに、この節目を大切に過ごしてみてください。
これから大人の世界を歩む若い皆さんはもちろん、すでに社会に出ている私たちも、人生の各段階で節目を設けながら成長を続けていきましょう!
スタッフ一同、新成人の皆さんのこれからを心より応援しています!