【風俗スタッフ】マネージャーとしての取り扱い説明書その②~出勤マネジメント編~
キャストの出勤をマネジメントする意義とは!?
風俗業において、求人サイトには、自由出勤OK、最低2時間からという文言を見かけられることがあります。
キャスト女性側からの視点でみれば、スキマ時間を活用できて、魅力的なシフトの組み方ですね♩
しかし、この業界のキャストへの報酬は完全歩合制です。
好きな時間に出勤できてもお客様を接客する機会がなければ報酬は発生しません。
また、出勤人数平均をある程度、曜日ごとにならしておかなければ、集客の多い週末や祝日に機会損失、チャンスロスを招いてしまいます。
1店舗で理想的な出勤人数平均として、平日15~18名、週末20~25名、祝日18~20名ほどとなります。
もちろん、新規開発店舗や大箱のお店では、数値の違いがでてきます。
出勤人数を平均化するメリット
出勤人数を平均化するメリットとして、集客ポイントにキャストを集める以外のメリットも存在します。
・出勤した女性の報酬額平均が向上する。
・出勤人数が集客訴求効果を生み出し、相乗効果を発揮する。
・急に新人キャストが増えても、顧客を紹介することができる。
・関わり時間を平均的に取れて、人的なミスがなくなる。
・キャストがいつも多い→来店が増える→稼ぎ額が向上するといったプラスのサイクルが生まれる。
などが挙げられます。
逆に出勤人数がバラバラなデメリットも紹介します。
・今日は5人、明日は15人などとなると、少ない曜日は集客に苦戦します。
・その日、出勤したキャストは、稼ぎが悪くなり、その曜日を出勤しなくなるなどの負のスパイラルに陥ってしまいます。
キャストの在籍人数を増やせば、ある程度平均化されますが、キャスト人数を増やせば増やすほど、関り時間が減少したり、管理不足に陥り、継続期間も短くなります。
1クールのお店では在籍キャスト人数は40~50名ほどが理想になります。
店長1名/マネージャー1名では、1クラスほど管理が適正人数になります。
女性との関り人数を増加させれば、1人に付き5~10名ほど在籍を増やしても大丈夫です。
但し、女性関りスタッフの人数を増やせば増やすほど、情報共有の強化も必要となります。
待機室の床面積と在籍キャスト上限は比例します。
グローアップグループでは、長年の実績から、待機室の床面積と在籍キャスト上限は比例することを検証したしました。
そこで、個室待機の増設や新規の待機室を増床などを行っています。
従来は、集合待機を中心に待機室を運営しておりましたが、現在は集合待機、個室待機の双方を女性が選択できるようにしています。
集合待機のメリットとして、女性の顔色や表情を確認することができ、話に入りやすことが挙げられます。
個室待機のメリットとして、静かに過ごしたいキャストなどにおすすめですが、こちらは表情が確認できないため、定期的な声掛けが重要となってきます。
出勤への動機付けをできるかどうかはマネージャーとしての分岐点
キャスト女性と信頼関係を構築し、出勤増加の動機付けをできるかどうか、できるマネージャーとしての分岐点になります。
女性の状態や目標、動気づくポイントを理解せずに出勤増加をやみくもに図ると、キャスト女性から敬遠されます。
いずれ在籍も少なくなり、お店は衰退していきます。
逆に適切な出勤をマネジメントすることで、キャストの稼ぎは向上し、お店の来店は増加し、キャストとお店のwin-winの状態は維持されます。
キャスト女性が喜んで出勤を増加させてくる、または少ない曜日に積極的に協力してくれる状態を創り出すことが、マネージャーとしての大きな務めとなります。
【風俗スタッフ】マネージャーのトリセツシリーズ(2/4)