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職務履歴書を書き換えろ|「何を担当したか」ではなく「どう貢献したか」を語る時代

「◯◯業務を担当していました」
「△△プロジェクトに関わっていました」
──その職務履歴書、
もう通用しなくなりつつあります。
これからの時代に問われるのは、
何をやったか(タスク)ではなく、
それによって「誰に、どんな価値を残したのか(貢献)」です。
経営学・テクノロジー・倫理の視点から見ても、「貢献を語れない人材」は、静かに評価対象から外れていきます。
なぜなのか、順に整理していきましょう。
01:世界の経営学では「インテグリティ」こそが、これからのリーダーの最大の資産
近年の経営学・リーダー論で、繰り返し強調されているキーワードがあります。
それがインテグリティ(Integrity)です。
これは単なる「正直さ」ではありません。
✓ 言行一致しているか
✓ 立場が変わっても判断軸がブレないか
✓ 結果に対して説明責任を持てるか
つまり、「この人は、何を基準に意思決定しているのか」が透けて見える状態です。
肩書きや実績よりも、
🤔 この人に任せて大丈夫か
🤔 困ったときに逃げないか
🤔 公平性を保てるか
が問われる時代になっています。
インテグリティは、
履歴書の行数では測れない資産なのです。
02:ディープフェイクが横行する時代、「倫理の盾」を持たない人間は淘汰される
生成AI、ディープフェイク、誤情報。「それっぽい成果」「それっぽい実績」は、いくらでも作れる時代になりました。
だからこそ今、評価されるのは逆です。
❓ それは本当に正しい判断だったのか
❓ 短期利益だけを追っていないか
❓ 誰かに不利益を押し付けていないか
ここで必要になるのが、
自分の中にある「倫理の盾」です。
これがない人は、
❌ その場では評価されても
❌ いずれ信頼を失い
❌ 重要な局面から外される
技術が進化すればするほど、人間側には「倫理的判断力」が求められる。
これはもう、避けられない流れです。
03:「私利私欲よりも公の利益」を優先するエシカル・リーダーシップ
ここで出てくるのが、エシカル・リーダーシップという考え方です。
これは難しい話ではありません。
自分が得をするか、ではなく
組織・顧客・社会にとって、
長期的に良いか
を基準に判断する姿勢です。
重要なのは、「いい人」であることではなく説明可能な意思決定をしているか
エシカルな人材は、
✓ 判断理由を語れる
✓ トレードオフを理解している
✓ 結果に責任を持つ
だからこそ、信頼が蓄積され、影響力を持つのです。
04:自分のリソースをどう使い、誰に、どんな価値を届けたのか?
職務履歴書の話に戻ります。これから問われるのは、こんな視点です。
❓ 自分は何ができる人間なのか
❓ その力を、どこに使ったのか
❓ 誰の課題を、どう変えたのか
「担当した業務」は単なる手段です。
本当に問われるのは、結果として生まれた価値。
💡 売上がどう変わったのか
💡 現場がどう楽になったのか
💡 誰の意思決定が助けられたのか
ここを語れないと、AIにも、他人にも代替可能な人材になってしまいます。
05:「貢献の物語」をロジカルに語れ
感動的な話をしろ、という意味ではありません。
必要なのは、
📌 背景(なぜそれが問題だったのか)
🎯 行動(自分は何を選択したのか)
✅ 結果(何がどう変わったのか)
💡 学び(次にどう活かせるのか)
という、論理の通った貢献ストーリーです。
これは、面接、昇進、新しい仕事の依頼
すべてで武器になります。
おわりに
肩書きや業務内容は、時間が経てば色あせます。
しかし、
「この人は、どんな価値を社会に残してきたのか」
という評価は、積み上がり続けます。
職務履歴書を書くとき、一度こう問い直してみてください。
「これは”作業の記録”か、
それとも”貢献の証明”か?」
その書き換えができた人から、
次の時代に進んでいきます。



