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2025.08.21

防災用!?節電対策!?アウトドアに使用できるポータブル電源活用術!

停電が増える昨今、「防災用にポータブル電源を備えておきたい」という声が増えています。

一方で、電気代の高騰により「節電対策」として日常使いする人も急増。
さらにキャンプや車中泊といったアウトドアでも、調理家電や照明が自由に使えることで人気が高まっています。

🔌
つまりポータブル電源は、
🛡️ もしもの備え(防災)
💡 毎月の節電(家計対策)
休日の楽しみ(アウトドア)
3役を同時にこなす“万能バッテリー”なんです。

ポータブル電源って何?どんな種類があるの?

ポータブル電源とは、家庭用コンセントやソーラーパネルから充電して持ち運べる大容量バッテリーのこと。

災害時の非常用電源としてはもちろん、電気代が上がる今「節電アイテム」としても注目されています。

種類は大きく分けて

  • ⚡ リチウムイオン電池タイプ:軽量で価格が安いが寿命は短め
  • 🔋 リン酸鉄リチウム(LFP)タイプ:寿命が長く安全性も高い、防災・日常運用におすすめ

有名ブランド紹介

Jackery(ジャクリ)
日本での知名度No.1。アウトドアユーザーから圧倒的支持を集め、ソーラーパネルセットが人気。
EcoFlow(エコフロー)
急速充電とアプリ制御が強み。節電やUPS機能など、日常利用を見据えた多機能設計。
Dabbsson(ダブソン)
新興ながら半固体リン酸鉄電池を採用し、長寿命・静音設計。防災向けに注目度急上昇。

👉 まずはこの3ブランドを基準に比較すれば、最適な一台が見つけやすいです。

ソーラーパネルと組み合わせると節電対策にも!

ポータブル電源は「ただの非常用バッテリー」ではありません。

ソーラーパネルと組み合わせれば、昼間に発電して夜に使う=ピークシフト節電が可能です。

年間節電シミュレーション例

昼間ソーラー充電 → 夜はエアコン運転に使用

月2,500円、年間約3万円の節電効果

節電に向いている家電

  • 出力が高すぎない・低すぎない(500〜1000W前後)
  • 常時電力を消費している(冷蔵庫・ウォーターサーバー)
  • 長時間稼働する(エアコン、特に就寝時)

具体例

エアコン(就寝時)
通年
冷蔵庫・ウォーターサーバー
電気毛布・こたつ

電気毛布やこたつは消費電力が小さい(数十W〜数百W)ため、ポータブル電源との相性が非常に良いです。
冬の停電時にも「体を温める最低限の暖房」として大きな安心につながります。

ソーラーパネルのベランダ設置DIY

  • 南向きで30〜40度の角度を意識
  • 影が落ちない場所に設置
  • 防水・防風対策にスタンド+重しを活用

大きな蓄電容量ほど重さも比例する、ポータブル性を意識する

容量と重さの目安

容量が増えると稼働時間は長くなりますが、その分重さも増します。

1,000Whクラス
約12〜15kg
持ち運びと容量のバランスが良い
2,000Whクラス
約18〜20kg
据え置き向き、防災備蓄に安心
3,000Wh超
30kg以上
キャスター付きが現実的

👉 アウトドア重視なら1,000Whクラス、自宅防災重視なら2,000Wh以上が目安です。

家庭用蓄電池との違いは?

ここでよくある質問が「家庭用蓄電池とどう違うの?」という点です。

家庭用蓄電池とポータブル電源の違い

家庭用蓄電池
  • 容量は5〜10kWh以上と大きく、家中の電気を丸ごとカバー可能
  • 屋外設置・工事必須、数十万円〜百万円単位の導入費用
  • 太陽光パネルと直接接続し完全自動制御が可能
ポータブル電源
  • 容量は1〜3kWhクラスが中心、特定の家電や一部の生活をサポート
  • 工事不要、コンセントに挿すだけで利用可能
  • 移動可能でアウトドアや車中泊にも兼用

👉 「家庭まるごと守りたい」なら家庭用蓄電池「手軽に導入して防災・節電・アウトドアに使いたい」ならポータブル電源 が正解です。

容量が3kWh超、または出力が3kW級以上になると、携行性はほぼ失われ、実質的に据え置き運用が前提になります。

この場合は、設置工事を伴う家庭用蓄電池のほうが用途に適合します。家庭用蓄電池なら、家全体(主要回路)のバックアップが可能で、停電時の安心感も高まります。

ジャクリ・エコフロー・ダブソンの主力モデル比較

主要ブランド比較表

ブランド 主力モデル例 容量 出力 重量 特徴 価格帯(目安)
Jackery(ジャクリ) 1000 Plus 1,264Wh
拡張で最大5kWh
2,000W 約14.5kg 日本で最も普及している定番。アウトドア用に人気。 約12〜15万円
EcoFlow(エコフロー) DELTA 3 Plus 1,024Wh
拡張で2,048Wh
1,800W
X-Boost 2,200W
約12.5kg 急速充電・アプリ制御・UPS対応。節電にも強い。 約10〜13万円
Dabbsson(ダブソン) DBS2000L 2,048Wh 2,200W
瞬間4,400W
約18.6kg 半固体LFPで長寿命&静音。防災向けに特化。 約13〜16万円

各社キャンペーンを行っていますので時期によっては50%OFFで購入できたりソーラーパネルのセット販売を行っています。

家庭用蓄電池との価格差

ポータブル電源
10〜16万円前後
(上表:1〜3kWhクラス)
家庭用蓄電池
80〜150万円
(5〜10kWhクラス・工事費込み)

👉 価格は5〜10倍以上の差

とにかく安く、手軽に導入」 → ポータブル電源
家全体を長時間まるごとカバー」 → 家庭用蓄電池

家庭用蓄電池やEV車用のV2Hなどは、国や自治体が助成を行っています。

2025年は最大65万円、費用の最大1/2まで補助されるため、価格差は大きく縮まります。
ただし、募集上限にすぐ達するため、購入時期には注意が必要です。

まとめ

ポータブル電源は「防災」「節電」「アウトドア」の3つの価値を同時に提供してくれる新しいライフスタイルツールです。

おすすめモデル3選

アウトドア重視なら
Jackery 1000 Plus
節電・日常使い重視なら
EcoFlow DELTA 3 Plus
防災特化・長寿命重視なら
Dabbsson 2000L

そして大切なのは、個人の節電行動が社会全体に広がることです。

もし国民全体が導入したら…

ポータブル電源やソーラーパネルを取り入れ、夜間やピークタイムの電力使用をシフトすれば——

25〜30%
消費電力削減
約10%
エネルギー輸入削減
2.5兆円
削減ポテンシャル

これは家計だけでなく、エネルギー安全保障・環境対策にも直結する大きな意義です。

エネルギー安全保障
海外依存度を下げ、リスクを軽減
環境政策
CO₂削減につながる
家計防衛
節電=可処分所得増加

つまり「10万円の小さな投資」が、家計・国・地球の3方向に効く
“ミクロとマクロの両立戦略”になるわけです。

👉 ポータブル電源の活用は、あなたの生活を守るだけでなく、
社会全体の未来を守る行動でもあるのです。