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日本の冬はコタツが一番!千年の歴史と癒しの魅力

気温が一気に下がり、いよいよ本格的な冬がやってきました。

この季節になると「そろそろコタツ出そうかな…」という声があちこちから聞こえてきます。

エアコンやストーブなど、冬の暖房器具はいろいろありますが、”ぬくもり”と”癒し”を同時にくれるのは、やっぱりコタツ。

家族が自然と集まり、ペットが潜り込み、ついついウトウト…
今日は、そんな日本の冬の風物詩・コタツの魅力を改めてご紹介します。
01

こたつの歴史、1000年前から!?

コタツの歴史

コタツの歴史は意外と古く、起源は平安時代にまで遡ると言われています。

平安時代
囲炉裏(いろり)に「火」を置き、その上に櫓を組んで布団をかける「掻きこたつ」が始まり。
江戸時代
持ち運び可能な火鉢式のコタツが登場。
昭和
電気式が普及し、現在の”あたたかくて安全、しかも省エネ”なコタツにつながる。
千年以上愛され続けてきた暖房器具──それがコタツなんです。
02

暖房器具として、コストパフォーマンスが高い

トップクラスの省エネ性能

コタツは、実は 暖房器具の中でもトップクラスの省エネ性能 を誇ります。

  • 体を覆うので熱を逃がしにくい
  • 空気全体ではなく「人」を温めるため消費電力が少ない
  • 1時間あたりの電気代は数円ほど
エアコンのように部屋全体を暖めるわけではありませんが、「寒い時にすぐ温まりたい」「電気代を抑えたい」という家庭には、まさに最適解といえる暖房器具です。
暖房器具 消費電力・運転条件の想定 1時間あたりの電気代目安 備考
こたつ 約510W(中程度運転) 約¥4.6/時間
(電気料金単価 約¥0.90/kWhとして)
足元・脚元に集中的に暖かさを提供。部屋全体を暖めるわけではない。
標準的なエアコン暖房運転 例:3kW相当・効率差あり 比較的高め(例えば¥10前後/時間以上になる場合あり) 部屋全体を暖める用途。断熱・機種性能・使用時間によりコスト変動が大きい。

* 電気料金単価や運転条件(温度設定・断熱性能・使用時間)により変動します。
** 「約510W」はある参考値として挙がっています。

03

一家の団欒のツールとなる、家族・ペットが集まる場所

コタツは、ただの暖房器具ではありません

冬になると、自然と家族がコタツに集まり、テレビを見たり、ゲームをしたり、みかんを食べたり。

ペットがこっそり中に入ってきて”ぬくぬく”している姿も冬の名物です。

心理学的な効果
心理学的にも「温かい場所に集まると安心感や幸福感が高まる」と言われています。
つまり、コタツは”家族の距離を縮める装置”でもあるのです。
04

こたつは海外でも注目を浴びている

世界に広がる「KOTATSU」

近年、海外でも「KOTATSU」が話題になっています。

特にヨーロッパ圏では「省エネ」「ミニマル」「癒される文化」として評価
YouTubeやSNSで”Japanese Kotatsu”の紹介動画が人気に
中央のヒーターで足元を空間ごと温める仕組みは、海外にはない発想
「こんなに快適な家具があるなんて!」と驚かれることも多く、日本文化を象徴する冬アイテムとして世界で再評価されています。
05

おすすめのコタツの選び方

コタツ選びのポイントは次の5つです。

コタツ選びの5つのポイント
① サイズ選び
1人〜2人:75~90cmの正方形
家族向け:長方形(105〜135cm)
広いリビング:150cm以上のワイドサイズ
② 天板の素材
木目:温かみがありインテリアに馴染む
ガラス:モダンな雰囲気
リバーシブル:季節や気分で変えられる
③ ヒーターの種類
石英管ヒーター:価格が安い
ハロゲンヒーター:速暖性が高い
カーボンヒーター:省エネで静音
④ こたつ布団の厚み・素材
厚手布団:保温性が高くあたたかい
薄掛け布団:洗濯しやすく軽い
フランネル:肌触りが最高で人気
⑤ オフシーズンの収納性
折れ脚タイプや薄型ヒーターは、夏場の収納がラクでおすすめ。
まとめ
コタツは、ただ暖かいだけではなく、
家族の時間をつくり、電気代を節約し、冬の幸福感を高めてくれる日本独自の文化家具。

今年の冬、まだコタツを出していない人は、ぜひ一度その魅力を思い出してみてください。

「やっぱり日本の冬はコタツが一番!」
そう実感できる、ぬくもりのある毎日が待っていますよ。
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