18歳未満の方はコチラから退場ください。
2023.10.23

【JOBトレ】GROW UPグループの社内ポータルサイト

グループが行うナレッジマネジメントの仕組み

ナレッジマネジメントとは、社員が持つ知識や知⾒、成功法則などを蓄積・共有し、業務改善や競争力の強化に役立てること。

つまり、ノウハウや経験を失敗・成功など関係なく一つの知見として共有していくことです。

風俗業界は、属人性が高い業界です。

店長が変われば、売上などの数値も変化します。


一流の店長

店舗移動先も異動する前の店舗も双方の売上を上げることができる人財です。

自分がいないときに回るチームをつくること、組織開発能力に優れた人材です。

二流の店長

自身が売上を上げることができても、部下や他者に成果を取らせることができません。

三流の店長

自分自身のどんな行動がどのような影響を与えているのかいまいち理解できてません。

そこで、個人や一店舗の体験を共通体験に変え、対話・創発させる場として、社内ポータルサイトを立ち上げました。

業務オペレーションやHow Toを可視化し、マニュアル化すること。

イベント企画やキャンペーンの、計画から結果の振り返り資料を全社で共有すること。

など、プロセスの可視化ができます。

SECIモデルを参考に、社内ポータルサイトを運営

SECIモデルは下図のように4つのプロセスを繰り返し行い、新たな知識や技術を生み出します。

表出化プロセス【対話場】暗黙知を形式知へ、暗黙知の可視化

表出化は個人が所有している暗黙知を言葉に出し、全社員と共有するプロセス。

個人が蓄積してきた知識や経験の言語化や、図や文章で示すこと(マニュアル化/文書化)で知識を形式知化します。

表出化は客観的かつ論理的に他者に伝えられること、自己のリフレクションに最適です。

結合化プロセス【システム場】形式知を新たな形式知へ、形式知のアップデート

結合化は、表出された形式知に異なる形式知または暗黙知を組み合わせることで、新たな知を創造するプロセス。

マニュアル化された他者の知識や共有されたノウハウを、自身の業務や環境にあわせてアレンジできます。

個人が持っている知見を一捻り、ひと手間加えて結合させてみましょう!

オズボーンのチェックリストなど活用してみても新たなアイデアや知識が生まれますよ♩

内面化プロセス【実践場】形式知を暗黙知へ、個人の知識のアップデート

内面化は、新たに得た形式知を反復練習して体に染み込ませるプロセス。

結合化プロセスで見出された新たなアイデアを実践して自身の糧とした段階です。

ここで形式知を暗黙知に変化させます。

※新しい個人の知見を増やします。

共同化プロセス【創発場】暗黙知を新たな暗黙知へ、個人の知見のアップデート

共同化は、経験を通して暗黙知を他人に移転させるプロセス。

この段階ではまだ形式知化が実施されていないため、言葉やマニュアルを通じたコツやノウハウの伝授ができません。

そのため、同じような実践をすることで、原理原則やゴールデンスタンダードを模索していきます。

  • 「知見」とは、実際に見聞きして知り得た知識・情報のことです。
  • 一方、「知識」とは、ある事柄について知っている内容・情報のことです。
  • 両者は、実際に見たり、聞いたり、触れたりして得た情報なのかどうかで区別されます。
  • 知っていることと、実際にやってみることは大きな違いがあるということです。

社内ポータルサイトで出来ること

ブログ形式での知識の共有

マニュアルのダウンロード、共有ルールや基準が明文化

How To動画、女性育成のケーススタディ

などにアクセスできます。

情報を共有することで、成長スピードが向上していく

冒頭で申し上げましたが、風俗業界は属人性の高い業界です。

女性の育成マネジメントが大きく業績を左右しますが、女性ひとりひとり動機づくポイントが若干ですが変化します。

数多くの体験が必要となってきますが、数多く体験するということはその裏で失敗も積み重ねるといったことになります。

まだ未熟なスタッフの育成のたびに女性のマネジメントで失敗を重ねると、経営資源を損なってしまいます。

しかし、スタッフも経験しなければ育成できません!

そこで、より多くのケーススタディを共有することで、全体の育成スピードを向上させるのです!

全ての成功者は失敗から学び取って成長していきます。

他者の失敗を共有することで組織としての学びも倍増させることができます。


もちろん、失敗はないことに越したことはありません。

ですが、同じ失敗を繰り替えなさいためにも他人を見て我が振りを直すことを推奨します。

他者の仕事に興味を持つこと、プロセスや結果を分析、振り返ることで組織学習が進んでいくのです。

仕組みを作ることで時間の経過とともに大きな経営資源となる

このように仕組みを作ることが、時間の経過とともに大きな経営資源となっていきます。

どんな情報を何のために蓄積していくのか?

データというものは、○○数値などと限定しがちですがそれだけではありません。

プロセスや分析、考察といった知見、ケーススタディこそが最優先です!

それを蓄積するべきデータとして認識していくことが必要でしょう。

なぜなら「人は忘れてしまう生き物」だからです。

5年前の失敗も、忘れてしまえば繰り返して失敗してしまうでしょう…。

目的を見失えば、意味を深く理解せず、手段やルールだけにこだわってしまいます。

毎日の日常業務の中にこそ、他社と差別化できる情報が眠っています。

ロスしている知見・ノウハウを可視化する運営体制を目指し、継続して蓄積していきます。