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2025.06.25

自己啓発のおすすめ本シリーズ|『幸福優位7つの法則(The Happiness Advantage)』

ショーン・エイカー(Shawn Achor)が2010年に発表したこの一冊は、ハーバード大学の心理学研究をベースに、ビジネスとポジティブ心理学を結びつけた名著です。

「成功すれば幸せになれる」──そんな考えが当たり前だと思っていませんか?
でも実は、幸せだからこそ、成功するという順番の方が、脳の仕組みにもかなっているんです。

3つのキーコンセプト

① 幸福が先、成功が後

成功を追い求めると、脳は「もっと、もっと」と永遠に満たされない。
一方、幸福感を持つことで脳の生産性・創造性が上がり、結果的に成功する。

② 幸福な脳の効果

  • 生産性:+31%
  • 売上:+37%
  • 創造性:3倍
  • 健康/免疫/人間関係の質も向上

③ 幸福優位性(Happiness Advantage)とは?

ポジティブな感情状態にある時、
脳のパフォーマンス(問題解決力・学習・コラボ力)が最も高くなる状態。

グループの構想との接点

『幸福優位』の視点 グループの構想との一致点
幸福=パフォーマンスの起点 QOLの向上が社会・個人の成果向上に直結
幸福は訓練・習慣で高められる 感情ログによる“幸福の源泉”の可視化
ポジティブな記憶の蓄積が鍵 体験記録・感情マップが「自分を育てる」基盤
主観的感情が組織文化を変える 感情シンクロとマッチングにより、関係性を再設計

書籍で紹介される「幸福を高める7つの習慣」とグループのシステム開発

① 幸福優位性を活かす

脳をポジティブ状態に保つ → 感情曲線からの行動最適化

② フォールトラインを逆転する

ストレスを成長の種にする → ネガティブ感情の記録と活用

③ テトリス効果

小さな成功・感謝に注目する → 感情ダッシュボードへ記録

④ 20秒ルール

良い習慣を“楽に”始められるようにする → 簡便なUI設計

⑤ ソーシャル投資

人間関係への意図的な投資 → 感情マッチングと他者との体験感情比較

⑥ 習慣化の力

脳をポジティブにする習慣を作る → アシスタントAIによる継続支援

⑦ 意義のある仕事

幸福は“意義のある努力”に宿る → 体験データが“働く意味”を明示化

まとめ

この本が教えてくれるように、日々のマインドをポジティブに保つことが、じつは成功への近道なんですね。

私たちのグループが目指しているのは、お客様も、そこで働く人たちも、どちらのQOLも高めていけるようなシステムづくり。

体験や感情を丁寧に見つめ、その価値をきちんと形にしていく──
そんなポジティブな循環を、私たちは大切にしています。