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ドジャース山本投手が教えてくれた「やり抜く力」の本質とは
こんにちは!今日は、世界の舞台で輝く日本人アスリートの中でも、特に注目を集めたドジャース・山本由伸投手に焦点を当てたいと思います。
彼の姿勢からは、私たちの日常や仕事にも通じる「グリット(やり抜く力)」の大切さを学ぶことができます。
📌 この記事のポイント
- ドジャースのワールドシリーズ4勝のうち3勝を挙げた山本投手
- やり抜く力「グリット」の典型的な事例とロバーツ監督も紹介
- リーダーが最後までやりきると、チームのメンバーを鼓舞することができる
- 諦めたら、そこで試合終了だよ。安西先生も30年前からやり抜く力を教えてくれていた
目次
ドジャースのワールドシリーズ4勝のうち3勝を挙げた山本投手
ドジャースは2年連続でワールドシリーズを制覇しました。その中心にいたのが、メジャー1年目から圧倒的な存在感を放った山本由伸投手です。
初のメジャー挑戦にもかかわらず、ポストシーズンではチームの4勝のうち3勝を挙げ、見事に連覇を支えました。異国の環境、過密な日程、そしてプレッシャーの中で淡々と結果を出す。
その姿は、まさに「やり抜く力=グリット」の象徴です。
ロバーツ監督も語った、”グリット”の典型的な事例
シリーズ後のインタビューで、ドジャースのロバーツ監督は山本投手をこう称えました。
“The best definition I heard … is grit as a combination of passion and perseverance for a singularly important goal. That is what this team exemplifies.”
— Dave Roberts
(訳)「グリットとは、ひとつの重要な目標に対する情熱と粘り強さの組み合わせだと聞いた。まさに今のこのチームがそれを体現している。」
さらに、決戦直前の記者会見ではこう語っています。
“Throwing a hundred pitches and come back after one day off and going three innings … I just felt he was the best option.”
— Dave Roberts
(訳)「100球を投げた翌日に再び登板し、3イニングを投げ抜く。そう思えるだけの信頼と覚悟が、彼にはあった。」
ロバーツ監督が言う”グリット”とは、単なる根性論ではなく、情熱と継続が融合した静かな強さ。その象徴こそ、山本由伸投手です。
リーダーがやりきる姿は、チーム全体を鼓舞する
リーダーが最後までやり抜く姿勢を見せると、チームは自然と奮い立ちます。山本投手の一球一球に込められた集中力と覚悟は、仲間の士気を高め、チームの結束を強くしました。
💡 職場でも同じことが言えます。リーダーが「やりきる背中」を見せるとき、チームの空気が変わる。グリットは、周囲を動かす力でもあるのです。
諦めたら、そこで試合終了だよ――安西先生も30年前に教えてくれた
漫画『スラムダンク』の安西先生が言ったあの言葉、
「あきらめたら、そこで試合終了だよ。」
これは、まさにグリットの本質を突いています。結果がすぐに出なくても、評価されなくても――あきらめずに続ける人が、最終的に勝つ。
山本投手は、それを現代の舞台で見せてくれました。グリットとは、時代を超えて人を動かす力です。
まとめ:グリットは、静かな情熱
グリットとは、情熱を持って粘り強く続ける力。山本投手の姿勢は、私たちに「努力は裏切らない」という古い言葉の意味を再確認させてくれます。
才能よりも、積み重ね。
華やかな結果よりも、地道な継続。
今日も一歩ずつ、あなたの”やり抜く力”を信じて進んでいきましょう。
職場でも使える”グリット3原則”
① 習慣化:小さな努力を、ルーティンに変える。
―「やる気」よりも「仕組み」が続ける力を生む。
② 内発的動機:他人の期待よりも、自分の”やりたい理由”を見つける。
―好きだからこそ、苦しさを超えられる。
③ 意味づけ:目の前の仕事に「なぜそれをやるのか」という物語を持つ。
―意味を感じられる人ほど、最後までやり抜ける。



