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【若者向け】目標がなくても大丈夫!自己効力感を高める7つの方法|自信がない時代の生き方

最近の若者の自己効力感の上げ方
「目標がない」時代に、自分を信じる力をどう育むか

最近、若手社員や学生との関わりの中で「自信がない」「どうせ自分なんて」といった言葉を耳にする機会が増えました。

一方で、彼らは決して能力が低いわけではありません。むしろ、環境や情報の多さゆえに、「自分の力を信じる感覚」を持ちづらくなっているのです。

この「自己効力感」は、挑戦意欲・行動力・継続力など、あらゆる成長の土台になります。今回は、夢や目標が定まっていない若者でも実践できる、自己効力感を高める7つのアプローチをご紹介します。

夢やビジョン、目標を立てずして、どのように自己効力感を上げるのか?

「将来の夢は?」と聞かれても、ピンとこない。「やりたいことがない」と言う若者が増えています。

それもそのはず。情報が溢れ、あらゆる価値観が並列化した現代では、「正解のない時代」を生きること自体が大きな挑戦です。

✨ 夢がなくても大丈夫

夢や明確な目標がなくても、自己効力感(=自分にはできるという感覚)は育てられます。そのための第一歩は、「行動の意味づけ」を見つけることです。

行動の意味づけの例

たとえば、「上司に褒められたい」でも構いません。その動機の奥に、「認められたい」「自分を知ってほしい」という想いがあるなら、それは立派な「意味」です。

目的が明確であれば、人は自然と行動を積み重ねられ、その結果として「自分にもできた」という感覚——つまり自己効力感が育つのです。

日々なんとなく、生きている

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「なんとなく」の中にも学びはある

「何のために働いているのか分からない」
「特に夢中になれるものがない」

そんな「なんとなく生きている」時間を、私たちは否定しがちです。でも実は、心理学的にはこの「なんとなく期」は必要な停滞期間です。

自己理解の前には、空白の時間がある

この時間に、自分の心がどう動くかを観察することこそ、「本当にやりたいこと」へのヒントになります。

感情を観察する習慣

SNSを見て「いいな」と感じた投稿
誰かの発言に「モヤッ」とした瞬間
思わず時間を忘れて没頭したこと

これらはすべて、自分の価値観を映す鏡です。日々の些細な感情をメモしておくことで、「自分の軸」が少しずつ浮かび上がります。

他者からの評価が軸となっており、自分軸が確立されていない

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承認依存から自分軸へ

「いいね」や「承認」が得られる社会では、他者の基準で生きるクセがつきやすくなります。でも、他者評価だけを軸にすると、褒められなければ行動できない「依存型モチベーション」に陥ります。

⚠️ 他者軸の落とし穴

常に周りの反応を気にして行動すると、自分が本当に何を望んでいるのか分からなくなってしまいます。

自分軸を育てる実践

「流行だから」ではなく「自分が心地よいから」選ぶ
「周りがそうしているから」ではなく「自分の価値観に合っているから」決める
「好き」「嫌い」「大事」「どうでもいい」という内側の声を尊重する

自分軸を育てるとは、内側の声を尊重する習慣を身につけることです。それが積み重なると、「自分を信じられる感覚」が芽生えます。

圧倒的な経験不足と挑戦するための一歩前に出る力が足りていない

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自信は行動の「後」についてくる

「やってみたいけど、自信がない」
多くの若者がこの壁にぶつかります。

けれど実は、自信がないからこそ「やる」ことに価値があるのです。

行動する
結果を得る
自信が生まれる
行動科学の知見

研究によると、「行動 → 結果 → 自信」の順番が人の成長の基本。つまり、自信があるから行動するのではなく、行動するから自信が生まれるのです。

小さな挑戦の例

知らない人に挨拶してみる
いつもと違う通勤ルートを試す
SNSで自分の考えを一言投稿する
会議で一度だけ意見を言ってみる
新しいカフェに一人で入ってみる

これらの「小さな挑戦」は、脳に「自分は動ける」という成功体験を刻みます。この繰り返しこそが、「自分にもできるかも」という感覚=自己効力感の核心です。

失敗を恐れている

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「意味ある失敗」に変える視点

「失敗したら恥ずかしい」「迷惑をかけたくない」——そう感じるのは自然なこと。しかし、失敗には2種類あります。

目的のない失敗

なんとなく、指示されたからやった結果の失敗。学習効果が薄い。

意味のある失敗

自分の意志で挑戦した結果の失敗。次につながる貴重な経験。

同じ失敗でも、「なぜそれをやったのか」が明確なら、脳は「学習体験」として記憶します。

「自分を成長させるために挑戦した結果の失敗」なら、その過程に価値がある
失敗から学んだことは、必ず次の成功の礎になる
行動には常に「自分なりの意味」を持たせることが重要

これが、失敗を恐れない心の筋力を育てます。

気づいた時には年齢だけを重ねている

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「今」から始める力

「あっという間に30代になっていた」
「何もしてこなかった気がする」
——そんな声をよく聞きます。

でも、自己効力感に「遅すぎる」という概念はありません

人の成長は、「今ここ」の自覚から再スタートできます

もし過去を悔やむなら、それは「変わりたい」というサインです。重要なのは、過去を否定することではなく、「今の自分が、何を大切にしたいか」を再設定することです。

自己効力感の本質

自己効力感は年齢ではなく、「行動の密度」で決まります。1年で10回挑戦する人は、10年何もしない人の10倍早く変われます。

人生は、始めた瞬間から動き出すのです。

未来の目標をたてよう

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「今の延長線」ではなく、「理想の自分」から逆算する

目標設定と聞くと、堅苦しく感じるかもしれません。でも、難しく考える必要はありません。

ポイントは、「やりたいこと」よりも「どう在りたいか」を考えること

「在り方の目標」の例

「優しい人でありたい」
「誰かの役に立つ瞬間を増やしたい」
「失敗を恐れず動ける自分でいたい」
「自分の意見を持てる人になりたい」
「周りを笑顔にできる存在でありたい」

こうした「在り方の目標」を立てることで、行動が自然と自分らしく整っていきます。そして、その目標に向かう日々の行動が、「自分にもできる」という確信=自己効力感を生み出すのです。

まとめ

「自己効力感」とは、成功経験よりも「信じる経験」です。

夢がなくてもいい。未来が見えなくてもいい。

ただ、「昨日より少し自分を信じる」こと。

その小さな積み重ねが、どんなビジョンよりも確かな「生きる力」になります。

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