企業としての在り方~2023~
目次
ジャニーズ、ビックモーター、ダイハツの共通項
令和5年の教訓として、ジャニーズとビックモーター、そしてダイハツの問題の本質を考えてみたいと思います。
コンプライアンスの問題はもちろんですが、そこに企業経営者にとって、重要なものが欠けているのです。
ジャニーズの記者会見では、トラブル案件を専門とするコンサルタントが登場し、記者会見を穏便に済ませることばかりに終始する。
ビックモーターの経営者は、「ゴルフをやる人にとって冒涜ですよ。」という的外れで他人事のように話していました。
ダイハツに至っては、30数年間に渡って不正検査が行われています。
開発や納期を優先するあまり上司に言えない状況だったということです。
3社とも、企業文化として、悪い見本市のようになっています。
どのような会社であれ、世の中にとって必要だから存続することができます。
顧客の信頼を失った企業は残念ながら、存続する価値はありません。
この3社は世の中に貢献しようとする「志」を失って、自社だけを優先したのです。
企業としての在り方が問われている
その会社は何のために存在しているのか?
社会ニーズの産業的解決者としてどのようなことに貢献できているのか?
といった点は、この風俗業においても非常に重要です。
企業として運営していく以上、経済的な発展は不可欠ですが、人を欺いて言い訳がありません。
誠実に、顧客が喜び、スタッフが成長し、女性が金銭的な問題を解決することをグローアップグループは行動していきます。
これは、どんな業種でも関係なく、基本的なことです。
一部上場企業だからこそたくさんの顧客がいます。
人を騙すために事業を始めたのでしょうか?
彼らも初めはそんな気持ちで事業を始めたわけではないでしょう。
だからこそ、今、経営を支える情熱という意味で「パーパス・経営理念」が大切なのです。
経済的発展と人間力の成長で社会へ貢献する
2023年にインボイス制度が始まりました。
我がグループでは経済的発展で適切な納税をします。
人間的成長でより多くの人・顧客・同僚・キャストに喜んでもらいます。
そして、社会的な問題解決に尽力していきます。
トー横キッズやグリ下に集まる女性たちは、路上で売春を行ったり、犯罪に巻き込まれたりしているニュースを耳にします。
戦後ならいざ知らず、令和の時代の現在で、貧困にあえぐ人や社会的な弱者が生まれています。
国が解決する問題ではなく、国民一人一人はその状態を創らずに済むような考え方、意識、文化が必要です。
我々、風俗業界は、経済的に困窮した女性の生活の立て直しやストレスを抱えた男性へ活力を提供することなど社会的に貢献できることは多々あります。
どんな業種であれ、誠実に運営していれば、支えてくれるファンの皆様ができます。
その信頼関係の構築こそが、グローアップグループの大きな財産となっています。
健全な企業が増えれば、様々な問題は解決に向かう
少子高齢化、社会保障費の増加による財政の悪化、人口の減少により、税収の減少と現在の日本は負のスパイラルの真っただ中にいます。
全て解決するには、途方もなく長い年月が必要でしょう。
経済的に豊かになれば解決するのでしょうか?
残念ながらそうは思えません。
1980年代は「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と言われた時代もありました。
そのときと比較して、この国は活力を失っています。
国家ビジョンと言われる方向性が定まっていなかったからです。
方向性やビジョンが定まっていない場合は、企業は自社の経済的発展のみに注力しがちです。
人間力の向上や社会的な問題の解決に向かいません。
問題の先送りをし、いずれはほころびが生まれてきます。
どのような生活が理想かは、人によって違うため、なかなか整合性は取れないでしょう。
しかし社会人として、人を欺く、だます、自分だけ自社だけ潤うといった社会は誰しもが望まないでしょう。
業界の健全化を謳うグローアップグループは、多くの賛同者を求めています。
誠実、関係者にいい影響を与える企業であり続けたい、そのような想いで運営し続けます。