風俗業界では昇降格基準があいまいなお店がおおい！？

風俗業界では昇降格基準があいまいなお店が多いことが実情です。
いきなりお店を任せられたりする一方、何年もフロント業務しか行えないなどという話もよく聞きます。

つまり、基準が定められていなく、上長やオーナーの気分次第ということです。

もう15年以上の前の話ですが、某グループのオーナーが気分屋の女性で、スタッフのネクタイの色が気に食わなかったから、来月から給料5万円ダウンという逸話があります。

さすがに今の時代でそんなこと(法令違反)はないと思いますが、ワンマン企業が多い業界ですので、注意が必要ですね。

職務明細書で基準を明確化している

当グループでは職務明細書で役職ごとの概要/役割/期待される成果/必要な能力/具体的な業務内容を明文化しております。

これは基準を明確にすることで、グループの統一基準を明示しています。
この明細書を読み込むことで、評価されるポイントや足りていない能力がわかり、個人個人のキャリアアップの指針を示すことが可能となります。

オーナーの気分次第での昇降格や上長の評価のバラつきを防ぐための処置です。

もちろん、評価ミスが100％なくなるといったことではありませんが、一定の効果を上げることができています。

一番大切なことは業務に対する姿勢

昇格のスピードの早いスタッフの特徴として以下の3点があげられます。

❶：与えられた業務に対して真面目に取り組んでいること

❷：謙虚で素直

❸：自分の仕事のプライドを持っている、責任感が強い

❶与えられた業務に対して真面目に取り組んでいること

遅刻をしないなど時間に正確なこと、挨拶をキチンとする、上司への報告をちゃんとすると言った、能力の優劣に関わらず、仕事に真面目に取り組んでいるなら能力に関わらず誰でもできる当たり前のことを、キチンとこなしているか？

このような点が、まず最初に評価されるポイントになります。
誰でもできることができなければ、評価以前の問題で、重要な仕事は任せることができません。

❷謙虚で素直

前の職場ではこの場合にこういう方法で対応していた…というように、当社の仕事のやり方を素直に受け入れられない方が残念ながらゼロではありません。

また、直上長以外のアドバイスを受け入れることができない、または、優先順が低い場合など、グループで仕事をしている以上すべての上長のアドバイスには耳を傾けるべきです。

陰日向があると捉えかねられません。
直上長の指示だけをしていると指示待ち人間になり、自立できないでしょう。

❸自分の仕事のプライドを持っている、責任感が強い

与えられた業務の中で自己の工夫がみられるか？
しっかりと準備をしているか？
実行だけでやりっぱなしになっていないかなど、業務のクオリティは責任感がついて回ります。

見かけ上の出来栄えばかり、整えていると結局は成果が上がらない人材になります。