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2024.04.09

【社内階層別教育セミナー】考えるきっかけセミナー

2024階層別教育セミナー実施中!

先日、私たちの社内で「考えるきっかけセミナー」を開催しました。

目的は、社内の課題やプロジェクトの成果について、表面的な結果だけでなく、その背後にある深い理由や原因を探求すること。

このセミナーでは、心理学でよく使われる「氷山モデル」をグループワークの中心に据え、参加者たちが一緒になって、表面下の深層を探るグループワークを行いました。

十三/梅田/谷町/難波とエリアが離れていると普段、関りが少なくコミュニケーションの場としても良い影響を与えることができました。

事象を深堀するフレームワーク【氷山モデル】

氷山モデルとは

氷山モデルは、氷山の大部分が水面下に隠れていることから、問題の表面上に見える事象だけでなく、目に見えない深い原因や要因を考察するフレームワークです。

このモデルを使うことで、直接的な結果の背後にある、隠れた要因やプロセスを明らかにすることが可能となります。

表面上に現れているのは、出来事。
その下の階層にパターン/構造/無意識の自我(考え方や価値観)が続きます。

グループワークでそれぞれの意見を出し合い、創発する

セミナーの様子

セミナーは、まず氷山モデルの説明から始まりました。
その後、参加者を数グループに分け、各グループに1つのテーマを割り当てました。
テーマは、最近のプロジェクトの挑戦や成果、または社内で発生した特定の問題点など、様々です。

グループワークの過程では、まず各グループが表面的な事象や結果を列挙しました。
そして、その結果を生み出した背後の要因や原因について、深く考察を進めていきました。
参加者たちは、個々の知識や経験を共有しながら、予想外のつながりや原因を発見することもあり、活発な議論が展開されました。

発見と学び

このグループワークを通じて、多くの参加者が、表面的な結果の背後に隠れた複雑な因果関係やプロセスに気づくことができました。
たとえば、プロジェクトの遅延が直接的な結果として見えた場合でも、その背後にはコミュニケーションの不足、資源の配分問題、技術的な課題など、多様な原因が絡み合っていることが明らかになりました。

また、このセミナーは、問題解決に向けての新たな視点を得る機会となりました。
氷山モデルを通じて、問題の根本原因を探ることの重要性を再認識し、表面的な対処ではなく、より根本的な解決策を模索する姿勢が養われました。

明日から実践していきたいこと!

考えるきっかけセミナー」は、私たち(講師側/受講者)にとっても、非常に有意義な時間となりました。

氷山モデルを用いたグループワークを通じて、単なる問題の表面を超えた深い洞察を得ることができ、これからの業務やプロジェクトに活かしていくための貴重な学びを得ることができました。

対処療法だけでなく、その下の階層を深耕し、物事の原因/真因を探り、根本的な対応をしていくこと、双方の視点が必要と考えることができました

この経験は、今後の課題解決やプロジェクト進行において、我々の考え方やアプローチに大きな変化をもたらすことでしょう。