「階層別教育」とは!?GROW UPグループの人材育成!
階層別教育とは!その具体的な目的!
グループの人材育成では、役職ごとの階層別教育を行っております。
階層別研修を実施する目的は大きく分けると2つです。
❶:会社が期待する役割を理解してもらう
会社が社員に期待する役割は階層によって異なります。
階層別研修を受講することで、新たな階層に移った全ての社員に会社が期待する役割を理解してもらうことができます。
結果として、期待に沿うパフォーマンスを素早く発揮してもらうことができるのです。
職務明細書への理解も深まります。
❷:必要な知識やスキルの習得
階層別研修の大半は研修対象者が該当する階層に移った後で実施されます。
階層が上がると求められる知識やスキルが従来の階層よりも多種多様となるため、OJTや独自のスキルアップだけに期待するのは限界があります。
ですので、該当階層に移った直後に階層別研修を実施し、対象者の知識やスキルの底上げを行い、階層にふさわしいパフォーマンスを発揮できる状態を短期間で実現できるようにします。
社内勉強会や社外セミナーへの参加などですね。
階層別研修の実施方法および内容
まず必要なのが、期待する役割と条件を階層毎に定義することです。
「どんな役割を期待しているか?」
また、期待する役割を果たすためには「どんな知識が必要か?」「どんな店舗数値を把握しておくべきか?」
ほかにも「どんなスキルが必要か?」「どんなありかたが必要か?」
理念の実現に向けて「どのような心がまえが必要か?」
それらを階層毎に具体的に定義することで、それぞれの階層に対してどんな研修プログラムを実施したらよいかを明確にすることができます。
研修の流れやスキームとして【社内研修・勉強会】が行われます。
新人研修:入社からおおむね、1ヶ月以内 自己ビジョンについて
社員・チーフ勉強会:隔週、月2回 SNS活用などのプロモーション
マネージャー勉強会:在籍管理、出勤マネジメント、リーダーシップ研修
店長研修:月1回 WEBマーケティング、店舗マネジメント他
※社外セミナーとして
業績UP研修、マネジメント研修、コーチング研修など。
それぞれの役職で役割があり求められるスキルがかわる
風俗業のマネジメントとして、大きく2つに分かれます。
それは、対顧客に対する活動と女性キャストに対する活動です。
グローアップグループでは、チーフ、社員、アルバイトさんが対顧客の活動を受け持ちます。
プロモーション活動全般、接遇、電話対応、HPの更新、イベント企画、会員加入促進、備品管理、清掃等ですね。
女性キャストさんに対する活動としては、求人活動(HP更新やブログ更新、HPデザイン企画やSNSでの発信)、面接、サービス指導、女性面談、相談及びヒヤリング、出勤管理などがあります。
こちらの業務に対しては、マネージャー、店長が受け持ちます。
階級別に担当が決まっていますが、顧客と女性に対しては、求められるスキルが変わってきます。
経験値の積み重ねがそのままでは生かされないとうことです。
事前に必要なスキルを把握しておくことで、キャリアステップを作る
事前に求められるスキルが分かることで、この能力を開発していくことが必要だと準備することができます。
アドバイジング、コーチング、メンタリングなどのスキルは、顧客様にはあまり必要とされません。
ですが、女性をマネジメントしていく上では必須スキルになります。
また、WEBマーケティングなどの構築には注意が必要です!
店長クラスでは、一家言持っておかなければ〝安易な割引〟に走ってしまうことでしょう。
ブランディングの手法や人材育成の考え方、適切な評価方法を理解しておくことも大事です。
短期目線の成果を繰り返して昇格していく方もいます。
ですが、求められるスキルに対応できなければどこかで頭を打ってしまうでしょう。
ゼネラリスト型の人材ならば、器用に能力を習得していきますが、スペシャリスト型の人事は得意不得意があります。
こちらの人の方が多いのではないでしょうか?
もっとも、ゼネラリスト型の人材だけを歓迎しているのではありません!
強みを生かした能力でそれぞれ貢献してもらうことが一番なのです。
ですが、業務の全体把握のためには、それぞれの役職でどんなスキルが求められているか?
どのような業務を担当して、どのような期待をされているか?
それを知ることが必要でしょう!
個人個人のキャリアステップが明確にもなります。