知っていますか？Chat GPT(チャットGPT)

2022年12月に米のOpenAI社が公開した、対話型AIを活用したインターネット検索サービス「Chat GPT(チャットGPT)」が、大きな話題を呼んでいます。

なんとなくイメージが思い浮かばない人は、チャットボットの進化版だと思って下さい。

全世界で反響を呼び、2ヶ月間で利用者は1億人を突破しました！

そこで今回は、この先業界に影響を与えるであろう業務、深化していくであろう業務について掘り下げていきたいと思います。
もちろん、Chat GPTに人々が期待すべき点と懸念すべき点とを区別した上で

なくなる業務は再現性可能な属人性の高い業務

まず多くの人が気になるのはChat GPTによって消える仕事でしょう。
「自分の仕事が奪われるのではないか」と。

その問いについては、残念ながら半分は事実です。
それは予想通りになるのが半分、予想外の結果になるのが半分という意味です。

現在でもチャットボットの形でサービスは存在します。
ですが今後、お問い合わせや受付業務などは、ますます置き換えられていくでしょう。

我々の住む日本も14年連続で人口が減少しております。
ですので、電話対応や店舗窓口などは、とくに率先して導入せざるをえないでしょう。

また、これまではパソコン画面やスマホ画面でのやりとりが主体でした。
ですが、これも今後は店頭に設置されたサイネージ上での利用も広がっていく。

女性の情報をお客様に伝達し、予約をうける業務は、すでにWEB予約やチャットボットでの対応可能な領域です。

お客様は人と会話しているのか？
それともAIと会話しているのか？
チャットGPTの性能が高度化されれば、その差異を感じないところまで進化していく可能性があります。

Chat GPT(チャットGPT)の業務活用法！

次にChat GPTが「これからどのように使われるべきか」といった未来の話をします。

まず用途としては大きく3つあります。
それは「基本リサーチ」「ドラフト作成」「異視点の抽出」です。

「基本リサーチ」

調査・分析作業などで、素早く全体像を捉えたい場合などに使えます。
概要や背景、関連情報などバランスの取れた文章を作成してくれるので大変便利です。

ただし、精度はまだ高くなく間違った情報ももっともらしく解答してくるので、別途裏取りが必要かもしれません。

「ドラフト作成」

企画書/提案書の基本構成をまとめる時などに利用できます。

文章以外にも簡単なプログラミングにも使用可能です。

文章の格子ができてしまえば、あとは人の手で細部の修正を行いましょう。

「異視点の抽出」

文字通り、自分とは異なる意見、気づいていない視点を引き出すためにChat GPTを使おうという試みです。

中にはめずらしい回答を得ることができますので、自らの視点の多角化に役立ちます。

沢山の人との会話や会議などを経なくとも、集約された情報から刺激を受けることができます。

・店長ブログの質の向上
・スピードアップ
・SNSでの発信の自動生成
・イベント企画やブランドコンセプトなどの企画提案資料作成
などなど、具体的な業務として様々な業務に活かすことができます。

テクノロジーの進化で独自性がなくなる？？

AIがすべて回答してくれるのであれば、他者との差別化ができなくなるリスクも存在します。

AIがまだ不得意で開発途上の領域は、非連続で〝より人間味あふれる〟仕事になります。
クリエイティブ（創造性）やオリジナルな視点を持つことで、顧客に提供したいもの（サービス）が変化します。

企業でいえば、パーパス、理念、バリュー、ミッション、ビジョンなどです。
中心となる価値はなにかというスタート地点で、大きく差異が生まれます。

OpenAIも生みの親であるサム・アルトマン氏の解任、その後マイクロソフトへ入社、OpenAIのCEOに復帰！？
などといったニュースも話題がつきません。
Appleを追放されたスティーブ・ジョブズの一連の流れを彷彿とさせますね。

Chat GPTは我々の風俗業界のみならず、これからの企業経営には益々重要性が増してくるでしょう！